妊娠検査薬と排卵日検査薬って何が違うの?

妊娠検査薬と排卵日検査薬って何が違うの?

 

妊娠検査薬と排卵日検査薬の違いを説明します。簡単に言うと妊娠検査薬は妊娠しているかを判定するのに使います。排卵日検査薬は排卵をしている日を予測するのに使います。

 

妊娠検査薬は生理が予定日になっても来ないなど妊娠を判定するのに使用し、判定する際は妊娠とともに分泌されるヒト絨毛性ゴナドトロピンを感知して陽性判定が出ます。

 

一方排卵は、黄体形成ホルモンが成熟した卵胞に作用することで排卵を引き起こしますが、黄体形成ホルモンは卵胞の成熟に伴って成熟した卵胞から分泌される多量のエストロゲンを察知すると、急激に分泌されるホルモンで排卵日検査薬はこのホルモンの急増を感知して陽性反応を出します。

 

妊娠を希望すると基礎体温を測ることが勧められますが、基礎体温が低温期と高温期に分かれ、低温から高温に上がりかけるところで一度ガクッと基礎体温が下がるところを排卵日を予測しますが、必ずしもこの日が排卵しているわけではないので排卵日検査薬を使用することでより正確な排卵日を予測します。

 

また、妊娠検査薬はドラッグストアで購入ができますが、排卵日検査薬は医療管理機器なので薬剤師の在籍している調剤薬局でないと購入ができません。使用方法はどちらも早朝尿をスティックにかけて判定を待ちます。

 

排卵検査後に気をつけたいこと

 

排卵日検査薬というのは、女性の排卵をうながすため、排卵の直前になって大量に分泌されるのが特徴である、黄体形成ホルモン(LH)というホルモンの尿中の濃度を測定して、妊娠しやすい時期を求めるものです。

 

このため、排卵日検査薬を使用した後は、陰性・陽性の正確な判定ができるようにするため、特に気をつけたいことがいくつかあります。

 

まず、排卵日検査薬を検体である尿にひたした後は、水平な場所に置くなどして様子を見るということです。

 

排卵日検査薬のチェックスティックは、抗LHモノクロナール抗体などを含むもので、尿と反応して結果を表示させます。このため、尿が完全に行き渡るようにする必要があります。

 

同様の理由から、検査が終わった後、例えば3分間などといった、あらかじめ決められた時間が経過するまで待つということも、気をつけたいことのひとつとして挙げられます。

 

この待ち時間については、製品ごとに異なっているため、くわしくは個別に添付文書などを確認する必要があります。

 

一般的には、デジタル方式で結果が表示されるタイプのほうが、アナログ式のものよりも表示が速やかであるということがいえます。

 

排卵日検査薬そのものの感度はたしかなものですが、こうした使い方をあやまった場合には、正確に判定が出ないおそれがあります。